ソーラー発電設備を設置する場合は、ケーブル選びも重要なポイントで、選定が信頼性や安定性を左右します。
メガソーラーなどの高電圧は別として、一般的な施設においては、600Vに対応するケーブルの用意を行えば問題なく使用できます。大切なのは、流す電流の電圧をカバーできる性能のケーブルを選び、ソーラー設備にことにあります。しかし、長距離を取り回すことも少なくないので、1mあたりの単価が手頃なことも選定におけるポイントです。単価はコストに直結しますから、あまりに安過ぎるのも問題ですが、高価だから良いとは限らないことにも注意が必要です。
ソーラーは屋外に設置する設備なので、ケーブルもまた屋外の環境下に対応することが必要不可欠です。具体的には、直射日光を受けても直ぐに劣化する心配がなく、気温の変化などにも耐えられる性能を有することです。簡単に劣化するようでは信頼性に乏しいですから、ある程度の寿命を望めることが要点となります。案外見落としがちですが、接続に使用するプラグの信頼性も、ケーブルを選定する際の確認事項です。
ソーラーの接続が途切れてしまえば、折角の発電が台無しになるので、常に途切れない接続の維持が求められます。敷設する設備事態に問題はなくても、肝心の接続部分が弱いと、信頼性が低下して魅力も損なわれてしまいます。この為、プラグはしっかりと固定できる素材や作りで選び、確実なロックで不意に外れてしまわないようにすることが肝心です。