屋外ケーブルには紫外線に強いものを

屋外でケーブルを配置する場合には紫外線に強いものを利用することがトラブルを避けるためにも重要です。

一般的にインフラ整備に使われるものは耐候性に優れたもので、紫外線にも強いものですが、安価なものには耐候性に劣るものもあります。もちろん、どのような物であっても、永久に使用できるものではなく交換する必要に迫られますが、それでも何十年という単位であり数年程度で使えなくなるといったことはありません。しかし、安価なものでは数年程度でダメになることもあるため導入する時には、やはり一定の耐久性のあるものを導入したいものです。

耐久性、特に屋外の場合には耐候性と呼びますが、耐候性のあるものといっても変わってきます。一般的に耐候性のあるケーブルなどは被膜にポリエチレンが使われていますが、可能であればテフロンやシリコンといった素材が使われているものを利用するのがもっとも耐候性に優れるケーブルです。しかし、実際には耐候性や紫外線に強いものでは、価格が高く整備すると費用が多くかかります。

このためコストに優れるポリエチレンを利用したものを使って紫外線対策として、耐候性に優れた配管に通すというのも手段です。ケーブルに良い素材を使うとコストが高くなるのは厚みが制限されているためです。厚すぎるとケーブルそのものが重くなるため薄くて耐候性のあるものとなるため無理をしている状態になります。そこで配管に通すことでも紫外線対策をすることが可能です。

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