コード・ケーブル類がスッキリする配線ダクト

配線ダクトは中にケーブル・コード類が通る、管状や角状の設備ですが、部屋に設置すると家電品の配線やアンテナ線などをすっきりまとめることができます。

配線やケーブルなどがむき出しのままだと、ホコリやゴミなどが溜まりやすく、また掃除も大変なのですが配線ダクトを使うとこれがありません。特にパソコン周辺機器コード類が多数あり、配線や各種ケーブルが散乱しがちですが、配線ダクトを使ってひとまとめにすると配線やケーブルを足に引っ掛けて機器やコードを傷めることがありません。また靴やスリッパなどで常時踏み付けることもありませんから、外的な影響を受けることもなく、外力からも守ってくれることにもなります。

材質は塩化ビニールなどの樹脂が使われることが多く、これは耐熱性や耐水性、強度も優れているためです。また製品によっては静電気の発生がないように工夫され、ホコリの付着がないように表面処理されています。そして経年劣化が少なく、多くは熱がこもらないように要所に通気口が設けられていることが多いです。屋外で使用することを前提に製作されたものもあり、配線・コード類を風雨から守ります。このときは耐候性や耐久性に優れ、建造物の外観を損なわないようなデザインになっていることが多いです。エアコンの室外機と室内機を繋ぐときなどでこのタイプはよく使用されます。

上記とは用途が異なるスポットライト用の配線ダクトもあり、これは照明器具への給電がされるような構造でレール状になっています。スポットライトの位置が任意の場所で固定可能ですから、スーパーマーケット・工場など、照明を当てたい対象物の場所がよく変更されるときなどに大変便利に使用できます。また近年では住宅内のキッチンやリビングなどにも設置され、インテリアの一部になっていることがあります。

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