照明器具の取り替えが簡単で、バリエーション豊かな間接照明が楽しめるようになる、配線ダクトを我が家にも導入したいと思ってる人もいるかもしれません。
確かに、配線ダクトを導入することで照明器具の取り替えは簡単になり、間接照明もいろいろなスタイルで楽しめるようになります。ただし、無視できない注意点もあるので、ダクトを購入するときは事前に確認しておきましょう。注意点の一つは、配線ダクトのレールのカラーバリエーションが狭いということです。ファッションアイテムならパターンが豊富で様々な色合いを楽しむことができますが、配線ダクトの場合は黒や白など基本的な色しかありません。
従って、カラーコーディネートを楽しみたいという人にとっては、満足できない可能性があります。そして、天井に取り付けるダクトレールが目立ってしまい、お部屋のインテリア性が下がるかもしれないというデメリットもあります。これは個々人の好みにもよりますが、天井をすっきりさせたいと思ってる人は、考えておかなければならない問題です。
というのも、ダクトレールは埋め込みでもしない限り、天井から突き出る形になるからです。それなら天井に埋め込んでしまえばいいという話になりますが、ここにも一つ問題が潜んでいます。それは、レールを天井に埋め込むための手間がかかることと、その費用も少なくないということです。こうしたデメリットは簡単に片づけられる話しではないので、購入前にちゃんと検討しておかなければなりません。